STEP 1
自分から過去へ、一代ずつ確実につなぐ
調査は有名な武将や古い系図から始めるのではなく、自分、父母、祖父母、曾祖父母という順に、確認できる記録を積み重ねます。戸籍・除籍・改製原戸籍、墓碑、位牌、過去帳、家に残る書類などを組み合わせます。
STEP 2
系図は「証明」ではなく「調査対象」として読む
家伝の系図は重要な手がかりですが、作成年代、筆者、伝来経路、原本か写本かを確認する必要があります。後世に整えられた系図では、世代の省略、同名人物の混同、名門との接続が生じる場合があります。
STEP 3
寺院記録・地域史・土地の記録と照合する
菩提寺の過去帳、寺社縁起、村明細帳、土地台帳、自治体史、地域誌、古地図などは、家の移動や役職、土地との関係を確かめる材料になります。個人情報や寺院の規則に配慮し、閲覧許可を得て調査します。
STEP 4
同名・異字・読み方の違いを記録する
「葛西」の表記だけでなく、旧字体、通称、幼名、改名、地名の読みの変化を記録します。年代・所在地・家族関係が一致するかを確認し、名前だけで同一人物と判断しません。
STEP 5
史実・推定・家伝を三段階で分ける
確認できる公文書や同時代史料を「確認」、複数資料から合理的に考えられる内容を「推定」、家族や地域に伝わる話を「伝承」として分けて記録すると、後の再検討が容易になります。
